糖尿病の改善のために運動はどのくらい実施すればいい?

糖尿病の改善のために運動はどのくらい実施すればいい?

糖尿病の改善のために運動はどのくらい実施すればいい?

 

 

糖尿病の患者さんにとって運動療法は食事療法とともに大切なことですが、実際にどの程度の運動をどのくらい行えば良いかを正しく理解していることは重要です。日常生活の中でも意識せずにからだを使っている場合もありますが、間違った運動量を行うことで病状を悪化させることもありますので注意して取り組んでください。

 

今回は、

 

○運動療法を行うときのポイントとは?
○どの程度の運動がよいか?
○運動の頻度はどれくらいか?

 

これらについてお伝えします。

 

個人の状態によって運動療法の内容は異なりますので、運動を開始する前には必ず主治医の先生と相談されてから実施してください。継続的な運動が必ず効果を発揮しますので、あきらめずに取り組んでください。

 

 

 

○運動療法を行うときのポイントとは?
 主治医の方の指導のもと、次のルールを必ず守りましょう。
1) 準備運動と整理運動を行ってください。
2) 軽い運動から開始して、少しずつ運動量を増やしてください。
3) 毎日の体調に合わせて無理をしないで取り組んでください。
4) 継続することが最も大切です。続けることができる運動を選んでください。
5) 運動の前後の血糖値・尿糖を時々測定してください。

 

 

糖尿病の改善のために運動はどのくらい実施すればいい?

 

 

 

○どの程度の運動がよいか?
運動による消費エネルギーで換算した場合、一日160〜240キロカロリーが良いとされています。ウォーキングの場合、一回15〜30分間を一日2回行ってください。一週間に3日ほど行うことをお勧めします。
歩行運動は、いつでも・どこでも・一人で行え、個人ごとに歩き方・歩く速度を変えることができますので、通勤・買い物のときにも行えます。
ちなみに消費エネルギーで100キロカロリーの運動(体重60kg)の例を挙げますので参考にしてください。
1) 軽い運動  :軽い散歩30分前後、軽い体操30分前後
2) やや強い運動:速歩25分前後、平地の自転車20分前後、ゴルフ20分前後
3) 強い運動  :ジョギング10分前後、上り坂の自転車10分前後、テニス10分前後
4) 激しい運動 :クロール水泳5分前後
 日本糖尿病学会の指針によりますと、毎食後に10分から60分のウォーキングを実施することを推奨しています。

 

 

糖尿病の改善のために運動はどのくらい実施すればいい?

 

 

 

○運動の頻度はどれくらいか?
 運動の頻度は一週間に3回を目安に開始して一週間の時間単位での換算にて150分になる程度を目標にして開始してください。軽い運動からはじめて慣れてきたら徐々に強い運動へ移行してください。ウォーキング・水泳などの有酸素運動とスクワット・ストレッチなどの無酸素運動と組み合わせた運動をすることによってエネルギーを消費し、肥満を解消し、筋肉の活動量は上げ、その結果、インスリンの働きも改善し、血糖値も減少します。

 

 

 

糖尿病の改善運動を行う時間帯はいつが良い?